
「単純作業を自動化したいけど、Zapier(ザピアー)は月額料金が高い…」
「Make(メイク)というツールが安いと聞いたけど、英語だし難しそう…」
業務効率化を目指す中で、この2つのツールの選択に迷っていませんか?
結論から言うと、「コストを抑えて複雑な処理をしたい」ならMake、「とにかく簡単で直感的に使いたい」ならZapierが正解です。
今回は、ノーコード自動化ツールの2大巨頭である「Make(旧Integromat)」と「Zapier」を、料金・使いやすさ・連携アプリ数の観点から徹底比較します。
実際に両方のツールで自動化を組んでいる筆者が、それぞれのメリット・デメリットを本音で解説します。
比較表:1分でわかるMakeとZapierの違い
まずは決定的な違いを一覧表で見てみましょう。
| 項目 | Make (旧Integromat) | Zapier (ザピアー) |
| おすすめな人 | コスパ重視 / 複雑な処理をしたい人 | 初心者 / 簡単さ重視の人 |
| 無料プラン | 月1,000回実行までOK | 月100回実行まで (※制限きつい) |
| 有料プラン | 月額 $9 〜 (安い!) | 月額 $19.99 〜 (高い…) |
| 日本語対応 | × (英語のみ) | △ (一部日本語化) |
| 操作画面 | ビジュアル重視 (アイコンを線で繋ぐ) | リスト形式 (上から順に設定) |
| 難易度 | 中級者向け | 初心者向け |
1. Zapier(ザピアー):高いけど圧倒的に簡単!
自動化ツールの王様と言えばZapierです。
「Gmailに来たメールをSlackに通知する」といった単純な連携なら、わずか3クリックで完了します。
メリット:
- 圧倒的な対応アプリ数: 6,000以上のアプリと連携でき、「繋がらないツールはない」と言われるほどです。
- 直感的: 「トリガー(きっかけ)」と「アクション(実行)」を選ぶだけなので、マニュアルを読まなくても使えます。
デメリット:
- 料金が高い: 本格的に使おうとすると、すぐに月額数千円〜数万円のプランが必要になります。
- 無料枠が少ない: 月に100タスクしか動かせないため、お試し程度しかできません。
2. Make(メイク):コスパ最強!複雑な処理も自由自在
旧称Integromat(インテグロマット)。近年、Zapierからの乗り換えが急増している注目ツールです。
メリット:
- 圧倒的なコスパ: Zapierの約半額以下のコストで運用できます。無料枠も1,000回分あり、個人利用なら無料で十分なケースも多いです。
- 柔軟なフロー作成: 画面上にアイコンを配置し、分岐やフィルター、繰り返し処理などを自由に線で繋いで構築できます。「もしAならB、そうでなければC」といった複雑な条件分岐も得意です。
デメリット:
- 英語のみ: 管理画面がすべて英語です(ただし、DeepLなどの翻訳ツールを使えば問題ありません)。
- とっつきにくい: 自由度が高い分、最初は「どう繋げばいいの?」と迷うかもしれません。
プロの視点:
「英語アレルギー」さえなければ、機能面でもコスト面でもMakeが圧勝です。最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れると「プログラミングをしているような感覚」でパズル感覚で自動化が組めるようになります。
3. どちらを選ぶべき?決定的な判断基準
迷っている方は、以下の基準で選んでください。
【Zapierを選ぶべき人】
- 会社のお金で導入できる(予算がある)
- 英語は絶対に見たくない
- 「1行のチャットをSlackに送る」だけの単純な連携しかしない
【Makeを選ぶべき人】
- 個人の副業や、コストを抑えたい中小企業
- 「条件分岐」や「繰り返し」など、賢い自動化を組みたい
- 将来的に自動化スキルを身につけたい
結論:これから始めるなら「Make」に挑戦しよう
2025年のトレンドは、間違いなく「高機能かつ低コスト」なMakeです。
最初は操作画面に驚くかもしれませんが、**「無料で月1,000回動かせる」**というメリットは計り知れません。まずはMakeの無料アカウントを作って、簡単な自動化(例:天気をLINEに通知する等)から試してみてはいかがでしょうか?

